倒れても生きる、森のチカラ。
自然に育った樹木は強い。倒れてもなお、毎年このようにしっかり葉をつける。
だから訪れる度にこの木に触れ、そして声をかける。
森を歩くと、こんなシーンにも出くわす。
まだ赤みもあり白骨とまではいかない。そこにハエの類がたかっていた。多分鷹やカラスなどほかの動物もこの猪の死の恩恵にあずかったであろう。森の再生はこの様にして遙かなる過去より繰り返されている。あまりきれいな写真ではないが、これも森の現実。その現実を素直に受け入れることが必要であり、今の子ども達には特に見せておきたい。